12月6日(日)、2020年FIA世界ラリー選手権(WRC)の最終戦となる第7戦「ラリー・モンツァ」で、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 17号車)が優勝。今季2勝目を記録し、通算7回目となるワールドチャンピオンに輝いた。

ラリー・モンツァ最終日デイ4は、モンツァ・サーキット内で3本のステージが行なわれました。オープニングのSS14は、デイ3までに既に2回走行している全長10.31kmのステージ。デイ3終了時点で総合2位のライバルに17.8秒差を築いていた首位のオジエは、このSS14でベストタイムを記録。2位との差を25.5秒に拡げた。続くSS15と、ボーナスの選手権ポイントがかかる「パワーステージ」に指定されたSS16をミスなく走り切ったオジエは、最終的に2位のライバルに13.9秒差をつけて優勝。今季2勝目を飾るとともに、2018年以来となる通算7回目のドライバーズタイトルを獲得した。

オジエは、トヨタのクルマでドライバーズタイトルを勝ち取った5人目※1の選手となり、ヤリスWRCは昨年のオィット・タナック、今年のオジエと、2年連続でトヨタのドライバーを世界王者に導いた。ラリー後の表彰式では、優勝マニュファクチャラーを代表してトミ・マキネンもポディウムに立ち、チーム代表として戦った最後のラリーでオジエ、イングラシアと喜びを分かち合った。
画像1: オジエ、WRCモンツァ優勝/自身7度目のドライバーズタイトル獲得
非常にトリッキーなコンディションのステージでクレバーな走りを続けたロバンペラは、総合5位でフィニッシュしポイントを獲得。シーズン7戦中6戦でトップ5フィニッシュを果たすなどポイントを積み重ね、ドライバー選手権5位でWRカー参戦初年度を終えた。
画像2: オジエ、WRCモンツァ優勝/自身7度目のドライバーズタイトル獲得
また、デイ3で一時総合3位につけるもコースオフでデイリタイアを喫したエバンスは、再出走を果たし総合29位で完走。最終のパワーステージでは3番手タイムを記録してボーナスポイントを獲得し、オジエと8ポイント差のドライバー選手権2位でシーズンを終えた。

トヨタは今回オジエとロバンペラの活躍によりマニュファクチャラーズポイントを加算したが、ヒュンダイとは5ポイント差の2位でマニュファクチャラー選手権を終えた。

なお、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムにより、ヤリスWRCで出場の勝田貴元は、ラリー最終日も好調を維持。SS14では4番手タイムを記録し、パワーステージのSS16ではWRC参戦後初のベストタイムを記録。日本人初のパワーステージ制覇の快挙となった。

画像3: オジエ、WRCモンツァ優勝/自身7度目のドライバーズタイトル獲得
※1:トヨタのクルマでWRCドライバーズタイトルを獲得した選手
1990:カルロス・サインツ (セリカ GT-Four ST165)
1992:カルロス・サインツ (セリカ ターボ 4WD ST185)
1993:ユハ・カンクネン (セリカ ターボ 4WD ST185)
1994:ディディエ・オリオール (セリカ ターボ 4WD ST185)
2019:オィット・タナック (ヤリス WRC)
2020:セバスチャン・オジエ (ヤリス WRC)

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