画像: 楽しいクルマのご提供+それを楽しむヒト作り=ピッコロカーズ

日本にクルマの愉しみ再インストール

「日本にクルマの愉しみ再インストール」・・・ピッコロカーズの理念です。
創業以来、日本人の心の奥底に眠ってしまっている ”うんてんの愉しみ” を呼び覚ますべく、楽しいクルマの販売を開始し、次に ”販売” ではまだまだハードルが高いことに気付き、レンタカーサービスを始めることにより、クルマというハードのご購入&体験機会をご提供して参りました。

その中で、フィアット500を軸に、実に様々なオーナーさんと出会う事で、これらのサービスの他に、理念の実現のためにもう一つ出来ることがあると感じました。クルマ好きの外側にいる「カーライフプレーヤー」の発掘です。
例えば、当店のお客様の多くは、旧来の「クルマ好き」というクラスタには属していません。クルマが好きというよりも、自己表現手段の一つとしてクルマを選び、それがフィアットやルノーだったというだけで、等身大のカーライフを他に手本を求めるでもなくご自身から湧き出る価値観の表現として、自由闊達に楽しまれています。
この様な皆様を、クルマ好きとは少し違うという部分にフォーカスして「カーライフプレーヤー」と表現させて頂いておりますが、この「カーライフプレーヤー」には、かなり多数の潜在的プレーヤーがいらっしゃるという事に気付きました。

その皆様をどの様に顕在化するか??という事が、私の取り組むべき次のテーマだったのですが、ある男との出会いが、その一歩を踏み出すきっかけとなったのです。

MEET THE CARS/古賀章成氏とのSolution&Emotion

古賀章成氏との出会いは2018年末でした。
マツダのテストドライバーというステータスの高い職業を辞して、自己の正義の実現のために動き出した古賀さんの想いと、私の想いは瞬く間に絡み合い、一つのベクトルを生んだ様に思います。

古賀さんは、クルマ作りの観点で、人がクルマに抱くプレジャーが大切なんだという理念をもって、社内の若い人材に向けてドライビングプレジャーを体験&発掘するという意義ある活動を実践した人物です。その古賀さんが次のステージとして、日本のドライバーに向けて「うんてん」を楽しむ人作りに取り組むにあたり、その入り口となるサービスを提供する。という瞬間に出会ったわけです。

古賀さんの観点は実にシンプルで、先ずは「ペーパードライバー向けの運転支援」をコンテンツ化するというものでした。いわく、新規にクルマへの興味や免許取得者を増やすことよりも、既に運転免許を持っていながら、運転から遠ざかってしまっている方々を、アクティブな運転者として再活性化する事の方が合理的で実効力を伴う・・というもので、ピッコロカーズがレンタカーで実現しようとしていた「カーライフの楽しさに気付きを生む」というコンセプトと表裏一体のビジョンだった訳です。

すぐさま、企画は実現し、古賀さんの「コガとうんてん」というサービスに、練習車をご提供するという形でスタートしました。
これがMEET THE CARS/古賀章成氏とのソリューション。同じゴールを見据え、使命感を共有するパートナーとの第一歩となったのです。

画像: MEET THE CARS/古賀章成氏とのSolution&Emotion

「コガとうんてん」・・・教習とは違う「うんてん」の習い事

この様な経緯で、サービスインしたのが2019年初頭です。
ピッコロカーズは、練習車の提供と練習場所のアレンジという形でサポートを始めました。
練習車両も「ちょっと傷つけてもお咎めなし」という車両をご用意しました。
借りたクルマで練習する事の不安を取り除く為の施策ですね。これが最初の一歩となります。

次なるステップ用に「楽しさの入り口を体験する」というテーマの車両をご用意したのですが、そこはフィアット500を始めとした「スパイス! カーレント」のレンタカーラインナップがピッタリなのは言わずもがな。古賀さんと私の目指すものが一致するのですから、私がスパイス! カーレントの橋本社長と理念共有&意気投合して取り組んでいるスパイスレンタカーのラインナップは、すなわち古賀さんの求めていたツールであって当たり前!「うんてん」の楽しさを感じて頂く入り口として最適な車両をお貸し出し出来る環境は、既に備わっていた訳であります。

画像: 導入講習の教材となるステアリングもフィアット500用です♪

導入講習の教材となるステアリングもフィアット500用です♪

では、古賀さんの提供する、習い事としての「うんてん」と、一般的な「教習」は何が違うのか?という点に少しだけ言及したいと思うのですが、簡単に言えば「プレジャーの感じ方を引き出す」という点があげられると思います。
詳細は企業秘密ですので、ここでは大枠しか申し上げませんが、

「乗り物を操縦する」

という行為には、達成感や、嬉しさ、楽しさ、自由さを感じるという効果が本質的に備わっています。
遊園地にクルマで出掛け、お金を払ってゴーカートに乗って楽しむ・・・という出来事を考えると、その本質が見えてきますよね。交通法規の有無や、他車、歩行者などと道路を共有する社会性という点で、自家用車とゴーカートは違いますが「うんてん」の本質に楽しさが存在することは明らかな訳です。ドライビングスキルの向上と共に、「うんてん」の楽しさを引き出す・・・と言うか「うんてん」の楽しさに興味を抱く「ヒト作り」に取り組んでいる点が、「コガとうんてん」の特徴なのだと思います。

画像: 「コガとうんてん」・・・教習とは違う「うんてん」の習い事

潜在的カーライフプレーヤーは沢山います

さて、「コガとうんてん」のサポートをさせていただいて早くも1年が経ちました。
その印象と致しましては

「ペーパードライバーさんの中には、天才がいっぱいいる」

というのが、私の感じる第一印象です。

練習を終えた皆さんに、私は「どうでしたか?」とお聞きしているのですが、皆様一様に答えられるのは「楽しかったですー!」という一言。
これだけで、目的の80%は達成したと思われるのですが、ヒアリングが各論に入ると実に愉快な気分になれるんです。皆さん天才です。その語録を作ってご紹介したいくらいです。何が天才かというと、我々クルマ好きが、文献を読み漁り、イマジネーション能力をすり減らしながら到達する「クルマの本質」を、数時間の練習でいとも簡単にキャッチしているという点で、天才的に思えるんです。

例えば

・フィアット500/アバルト500に乗った方のコメント
 「このクルマは自分でまっすぐ走ろうとしているから運転しやすい」
 「サソリちゃんのマークはダテじゃないと思った」
 
・ルノーカングーに乗った語学堪能な方のコメント
 「カングーは(実は)遊びがなく動く点がフランス人との会話と共通している」

・乗馬が趣味の方が放った一言
 「車間距離や公道でのポジションのとり方は、乗馬で言う ”馬間距離” と似ている」

など。

クルマ好きの強者が放ちそうな一言を、何の予備知識もなく口にするところがとても愉快です。

詳しくはページの最後でご紹介する「こがちゃんねる」内に解説がありますので御覧下さい。

どう思われますか?これが、少し前まで「ペーパー歴◯◯年」と言って不安そうにされていた皆さんのコメントなんです。我々の積み上げたクルマ好き脳(左脳)は、ペーパードライバーさん達の右脳を刺激することで、いとも簡単に追いつかれてしまう・・・といった感じがしますよね?
これがポテンシャルなんです。非活性化してしまっている運転免許保有者の方のスイッチをアクティブ化して「気付き」をふりかけてあげるだけで、この様な言葉が飛び出すんです。ご理解頂けますか?縮小する「カーライフプレーヤー人口」は、この様な気付きの機会をご提供することで潜在的プレーヤーの顕在化という形で活性化(=人口拡大)し得るという事なんです。「教習」とは違いますよね?

これを丁寧に丁寧に、一人ずつ引き出して差し上げるチーム。それがMEET THE CARSとPiccolo Carsのコラボレーションなのだと思います。提供者にハートがなければ絶対に到達しない答えがあります。それが「コガとうんてん」の強みであり、ピッコロカーズが本気でサポートする意義なのです。

画像: 潜在的カーライフプレーヤーは沢山います

レンタカーというプラットフォームが生み出すソリューション

この様に、レンタカーが生み出すシナジーは多様でまだまだ可能性に満ちていると思います。
Spice! Car Rentが掲げる「移動手段でなく移動体験をご提供するレンタカー」というコンセプトは、MEET THE CARSと連携する事でより大きな可能性を見い出す事が出来ると考えます。

事実「コガとうんてん」を受講して、早速クルマが欲しくなって購入した方もいらっしゃいますし、似合うクルマをオススメさせて頂いている、いわば「商談中」ステージの方も複数いらっしゃいます。この観点で申せば、MEET THE CARSとPiccolo Cars が生み出すソリューションは、ロングテールの車両販売施策と言えなくもありません。
しかしながら、この取り組みで我々が求めているのはその様なスキーム開発ではなく「カーライフプレーヤー人口」を増やすことそのものであり、むしろ私の口から「クルマは買う時代じゃない。皆さんがその気にさえなれば、そこら中に利用できるクルマがある。そんな時代に免許を眠らせていることがとてももったいなく思う」という事をお伝えしているくらいですから、我々が見てるものは販促などという小さな目標では無いのです。(ちなみに、販促活動として、購入検討の方に対象車のレンタカーをお貸し出しして、じっくりとご家族でご検討頂くというサービスは既にご提供しています。)

いずれにしてもレンタカービジネスが、新たな可能性を次々に引き出してくれているのは事実です。その意味で、Piccolo Carsは、Spice! Car Rentの加盟店という枠を超えて、新たなるレンタカービジネスの可能性を開発して参りたいと思います。

所有から利用という都市部におけるクルマとヒトの距離感を前提としても、そこにはその人なりのカーライフが実現されるべきです。その多様化を始めとして、もっともっとカーライフを楽しむコンテンツは、レンタカーを軸にご提供できると考えております。

今回は、レンタカーをいわば「教材」として活用頂くというお話ですが、「教材」が教えられることも、クルマによって広がりを生むんですよー・・という点を知って頂ければと思います。単なる「教材」であれば、それは塾とか教習の領分だと思いますが、古賀さんに「教材」ではなく「道具」としてのクルマをお貸し出しする事で「習い事」の領域が生まれると思います。そして、それがやがて「運転道」といった新たなる分野へと昇華する事を目指し、この取り組みを広めて参りたいと思っておりますので、是非応援して下さい。

宜しくお願い申し上げます。

MEET THE CARS/古賀章成氏のコンテンツ

では最後に、我らが古賀章成氏の生み出すコンテンツをご紹介します。

・3日で脱ペーパードライバー/こがちゃんねる

・Youtubeの「こがちゃんねる」はこちら(↓)からどうぞ!
 ~チャンネル登録&GOOD評価お願いします!

画像: www.youtube.com
www.youtube.com

・twitter / MEET THE CARS | コガとうんてん @meetthecars

・instagram @akinarikoga

・Piccolo Carsの「コガとうんてん」紹介ページ

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