登場した当時、小さな高級車のハイブリッド専用車として期待を持っていましたが、なかなか市場には受け入れられず、それほど売れなかった1台でした。しかし、中身は決して悪くなかったクルマです。

<試乗グレード>
トヨタ SAI S(電子制御式無段変速)

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ハイブリッドの上級モデルということで「SAI」という車が発売された。プリウスのお兄さんと考えるとわかりやすいが、この車はプリウスの2BOXのハッチバックとは異なり、3BOXのセダンである。

エンジンもプリウスの1.8Lと電気モーターという組み合わせではなく、2.4Lエンジンと電気モーターという組み合わせ。

先に発売された「レクサス HS250h」と基本コンポーネンツは流用。プラットホームもパワーユニットも同じもの。それでいて、レクサスHSよりも100万円ほど安い。

この新ハイブリッドがどんなものなのか。また、プリウスやレクサスHSと比較してどうなのか検証したい。

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スタート方法はトヨタのハイブリッドカーに倣ったもので、スタートボタン、それから小さなスイッチ風のシフトレバーをDレンジに入れてスタートする。スタートスイッチを入れるとナビゲーションシステムのディスプレイが立ち上がる。

しかし、ここまで来たのなら、もうそろそろパーキングブレーキも足踏み式ではなくて、電気式でアクセルを踏めば勝手にリリースするようなものにしたほうがより自然でいいのではないか。ここまで普通の車と違うような操作方法にしたのだから、パーキングブレーキもそういう先進性があってもいいのではないだろうか。

走行フィーリングはやはり、レクサスHSに乗った時も感じたが、プリウスのフィーリングに大変似ている。ただ、一つ言えることはプリウスより重厚感があるというのはHSと同じ感覚だ。

乗り味はまだ、サスペンションがなじんでいないせいもあるのか若干、段差を越えるときにサスペンションで吸収しきれていない印象があった。16インチホイールでこの印象だったため、上級の18インチはゴツゴツ感じるのではないかと心配だ。
ただ、これも不快に感じるほどのものではなくて、プリウスよりはやはりひとクラス上の乗り味と言える。

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騒音で一番気になるのはロードノイズ。音が静かだからより感じるのかもしれないが、ロードノイズがもう少し静かならいい。

HSでもあった、リモートタッチというナビゲーションシステムの操作コマンドは大変扱いやすい。

ヒップポイントも高めの位置にあり、視界も良く、乗り降りのしやすさがなかなか魅力的だ。

内装も一見コンサバティブと思いそうなところもあるが、リモートタッチを始め、メーターにもいろんなインフォメーションが見れるようになっている。また、今回は薄くても乗り味のいいシートというのを作ったということで、それが後席のニースペースの拡大に貢献している。

なかなか新しいことに挑戦したセダンで、もう一度「小さい高級車」をぜひ成功させてもらいたいとそういう印象で試乗を終えた。

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