トヨタのミディアムセダン「マークⅡ」が生まれ変わり「マークX」となった初代。マークⅡとして10代目になったので「マークテン」と読むのかと思いきや「マークエックス」だったのに当時意外に思ったのを思い出します。

<試乗グレード>
トヨタ マークX 250G“Lパッケージ”(6速AT)

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マークXはマークⅡの後継モデルである。言わば、中身はクラウンであるが、クラウンよりも少しサイズを小さくして発売された。実は、乗る前は背が低すぎて、ここ最近のセダンに逆らった印象で、あまり気に入っていなかったのだが、乗ってみるとなかなか良く出来たクルマで、良い印象を持った。

試乗車は2.5LのV6エンジンを搭載した最上級モデルである。また、オプションの18インチホイールをはいていた。ここ最近のトヨタ車は、スタートボタンでエンジンを始動させるものが増えているが、このクルマもそうである。ブレーキペダルを踏んで、スタートボタンを押せば勝手にクルマがエンジンを始動してくれる。まず、アイドリング時の音の静かさには感心する。窓を閉めていれば、ほとんど音は進入してこない。直噴エンジンD-4であるが、初期のD-4のようなカチカチ音も無く、たいへん静かに出来ているのは感心する。

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さて、最初に乗り込んだ印象は、Aピラーが寝すぎており、すごく圧迫感があり、ちょっとここ数年のセダンとしては、やや不愉快な印象のクルマである。最近のセダンとしては珍しく、嫌な印象を持った。が、走り出してみるとなかなか印象は良い。

走っているときも、静粛性には優れている車である。試乗車は2.5Lであるが、トルク不足、パワー不足ということは感じることも無く、実に滑らかに気持ちよく走る。トランスミッションはもう、おなじみの6速のATで、アイシン製である。Dレンジに入れたままでも、マニュアル風に使っても、大変気持ちよく変速をする。もちろん、ショックなどはまるで感じさせない。クラウンよりも軽く仕上がっているため、ずっとクラウンより身軽な印象が強い。

乗り味は、18インチのホイールをはいている割には、乗り味が良くて、ゴツゴツした印象は無く、サスペンションでうまく路面の凹凸を吸収している。良い乗り味のクルマのひとつであろう。ブレーキも、大変扱いやすく、踏力をそんなに要しなくてもブレーキが効くものである。

ステアリングの印象も、敏感すぎず鈍感すぎず大変扱いやすい。スポーツ風な運転も出来るし、ごく普通に操ることが出来る。電動パワーステアリングだが、低速時には非常に軽く、女の人でも扱いやすいだろう。なかなか、良いステアリングの味だと感じた。

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インテリアは、相変わらずトヨタは高級感の印象を出すのはうまいと思うが、ややこのマークXでは今までのトヨタの高級車より、そっけない印象もある。だが、木目のパネルなども実は本物の木ではないが、本物のように見えるし、今までの木目の雰囲気とはまた違ったものである。

最初に思っていたよりも、乗ってみると大変良い印象のもので、もう少し、最近のセダン風に室内が広々していて、もっと気持ちの良い空間ならば、なかなか理想的なセダンだと感じたが、このスポーツカーとセダンの中途半端なエクステリアデザインが、せっかくのこのクルマの魅力をやや低減させてしまっている印象がある。しかし、2.5Lの一番安いモデルで、245.7万円というのは、クラウンよりも100万円くらい安いのであるから、これはなかなか魅力的かもしれない。最廉価グレードでももちろん、中身はほぼクラウン同様なのであるから、これは魅力的である。

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