今回はBMW Z4。先代のZ3よりも、より高級に、そしてロングノーズがさらに強調されたデザインになったのが特徴です。当初、2.5ℓと3.0ℓが用意されていましたが、当時試乗したのは2.5ℓモデルです。
※価格について論評している場合がありますが、あくまでも当時の新車価格に基づいています。
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<試乗グレード>
BMW Z4 2.5 i(5速AT)

BMWのオープンスポーツカーに今まではZ3があったが、それの後継モデルとしてZ4が登場した。ここ最近、オープンカーといえば、メルセデスのSLKに代表されるような、メタルルーフでトランクが逆に開いて、ルーフを収納するというものが増えてきているが、今回のZ4は今までのように幌タイプで、手動のものと電動のものがある。それは、やはり重量の問題が大きいようだ。どうしても、先にあげたメタルルーフは重量が重くなり、走りに影響するのがBMWは好まなかったのだろう。

今回は、すべて幌を開けて、オープン状態で試乗を行った。もう、オープンスポーツカーであるので、着座位置は低すぎるほど、低い。しかしスポーツカーというものはこういうものなのかもしれない。まず走ってみて、このエンジンが回ったときのフィーリングの気持ちよさは素晴らしい。実にスムーズで、気持ちよく回るエンジン。BMWといえばやはり直列6気筒と言われることが多い。

組み合わされる、トランスミッションは5速のATであるが、これも非常に出来がよく、不自然さはなく、ショックも感じず、よく出来たATである。このATにも流行りの、マニュアル風に使えるモードがあり、5速から、3段落として、2速へ入れて、加速をしてやると、それはそれは滑らかに、気持ちよく加速が出来る。

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サイズは、幅が1780mmあり、やや大きめに感じた。街中で扱ったり、山坂を走るにはもう少しサイズが小さいほうが、運転をしていても余裕が出来るのではないだろうか。ただ、この幅と背の低さから、コーナーを曲がったときの気持ちよさはこれまた良いものである。90度ある急カーブを難なくクリアしていく。

オープンにしたときの風の巻き込みはそんなに大変なものではなく、両サイドの窓を閉めて走ると、結構気持ちよく走ることが可能である。

ステアリングの印象は、重い印象である。スポーツカーならこの重さが標準ぐらいであろう。ただ、このZ4にはDDC(ドライビング・ダイナミック・コントロール)というスポーツモードがあり、これをONにすると、さらにステアリングは重めになる。また、これをONにさせることで、エンジンの回転が高めに設定されたり、それに応じてトランスミッションの制御を変えたりする。

乗り味は、この車はパンクしない「ランフラットタイヤ」を装着しているため、ややゴツゴツした印象のある乗り味であったが、不快に感じるほどのものでもなかった。しかし、明らかに他のBMWよりはゴツゴツした印象があったので、これはもう少し改善されると良いと感じる。

やはり、スポーツカーなので、普通のBMWに比べるとやや乗り味が硬かったり、ステアリングが重かったりして、ちょっと日常使う車としては特殊な印象はあったが、楽しいクルマではあった。しかし、2人乗りで、400万円から500万円に近い車。なかなか、セカンドカーにもならないし、ファーストカーにもしにくいクルマである。

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