今回は「プジョー 206」です。プジョーのコンパクトカーとして、日本でも大変人気を呼んだのがこの「206」でした。プジョーの個性的な顔つきをもった初めてのモデルで、小さいながらもしなやかな足回りを持っているのはいかにもプジョーらしい部分でした。
※価格について論評している場合がありますが、あくまでも当時の新車価格に基づいています。

<試乗グレード>
プジョー 206 XT(4速AT)

画像1: www.favcars.com
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プジョーの売れ筋の大半を占めている206であるが、今回はその最量販グレードであるXTを試乗した。206自体は99年に発売され、もう数年たっている。今は、ノーマルのハッチバックモデル、カブリオレのCC、ワゴンのSWと3タイプあるが、今回の試乗車はノーマルのハッチバックモデルである。
エンジンは1.4ℓのエンジンであるが、中低速のトルクが太いため、街中で走るのは扱いやすい。それに組み合わされるATは4速である。これは、このごろの国産車のショックのほとんど感じないATに比べれば、やや古めかしい印象がある。つまり、変速したときのショックは感じるし、また、変速する点も国産のものとちょっと違った印象である。これは、多分ヨーロッパの大半はマニュアルトランスミッションが多数を占めており、あまりATは発達していないのかもしれない。

ひとつ、国産のATと違ったところは、アクセルを離すとだんだん、速度が下がっていくわけだが、それにしたがって、ATも自動的に4速から3速、3速から2速と言う風に、段が下がってゆく。つまり、国産のクルマよりもエンジンブレーキの効きやすい印象が強い。

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ところで、プジョーの最大の魅力はサスペンションである。よく「猫足」と呼ばれるが、しなやかでありながら、路面をよく追従するサスペンションである。走っていて、大変気持ちの良いサスペンションだ。もちろん、路面のゴツゴツは拾うことなく、しなやかに走る。もっと、高速でも乗りたかったが、今回はそのチャンスがなかった。

シートもフランス車らしく、たっぷりしたサイズで柔らかめのシートである。長距離を走ったわけではないので、疲れにくいシートかどうかは不明だが、悪くないシートであった。

音は、お世辞にも静かとはいえない。結構、エンジン音は聞こえ、最近のクルマでは久しぶりにうるさい印象であった。これも、ひょっとすると、上のグレードになっていくと少しは静かになるのかもしれないが、この1.4ℓモデルは騒音が大きく感じた。

なかなか悪くないクルマだと感じた。デザインはなかなかアグレッシブで気持ちが良いし、走りもそれに負けないくらいのものを持っている。もう、10~20万円安かったら、相当、国産の同クラスコンパクトカーのシェアを食うことが出来るのではないだろうか。

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