クルマの肝はエンジン

様々なこだわりがクルマ好きにはあるとは思います。
私のこだわりは少年時代からエンジンでした。(笑)それも響きからの憧れとその仕組みが高性能の証と信じ込んでいた「DOHC」という4文字に異様に反応していました。
いつしかクルマのエンジンには強く惹かれ、そしてそこからすべてのエンジンにも興味を持ちその形式にもハマっていきました。
実際にクルマに乗れるようになってからは、そのエンジンのスペックだけではなくフィーリングという部分に傾倒し優劣はそこでつける、的なオタクと化していきました。
気が付けば、エンジンルームを眺めて悦に入ったりエンジン単体の塊り感に魅せられて…。

画像: クルマの肝はエンジン

それぞれの思惑

イタリアの自動車メーカーではこれまでにクルマ好きの心を掴むコラボレーションが多々、存在します。
それはまるで高級時計メーカーがダブルネームで限定モデルをリリースするかの如く、そして猛烈に魅力的な響きを伴ったモデルが生み出されます。
多くのそのパターンは自社モデルにフェラーリのエンジンを搭載してリリースされます。
きっとイタリアだけではなく、世界中の好事家が否応なく反応する事を理解した上でのイタリアにだけ許された手法として世界最高峰のエンジンを載せるのです。
このようなモデルには後世に残る要素が多く、思い浮かべれば何台もすぐに名前が出てきます。
Dino246、Stratos、Fiat Dinoなどもユニット共有モデルです。

画像: それぞれの思惑

ALFA ROMEOにもFerrari

現行のALFA ROMEOにもFerrari engineが搭載されたことは話題になりました。
このユニットはカリフォルニアTのV8ターボエンジンを2気筒カットしてGiuliaQVに搭載されました。510CVという数字を抱えてFRモデルとして復活した際のトピックスでした。
マセラティにもずいぶん長くエンジンを供給してきたFerrariでしたが、ギブリではなくジュリアにそのエンジンを与えたのはマルキオンネ氏のALFA ROMEO愛だったのかもしれません。間違いなくMaseratiからの嫉妬は深かったように感じますが。
イタリアのこのような思惑は、後世に残るクルマを造ってくれます。

画像: ALFA ROMEOにもFerrari

すべてはここから始まる

クルマにはエンジンという時代も近い将来には終焉を迎え、新しくモーター駆動になる日ももうそこまで来ているように感じます。
原動機ではなく推進機として時代が移り変わっていく事は寂しくもあり、しかしその黎明期にクルマに関わっている事には感動もあります。
特に自分の拘っているEngineというものが完熟して最終章に入っていることを想うと素晴らしい時期なのでは無いかと感じます。
化石燃料を燃やして推進力を生みだす機械ですが、これまでに様々な取り組みや変革を重ねてきたエンジンには未だ溢れる魅力を感じます。
走り出す事がクルマの始まり。自分の感性で走り出し、操り、そして止める。この繰り返しは何気ない日常から時には競技となり、時にはレジャーにもなる。運転が楽しく感じてもらう始まりはいつもエンジン始動から。

画像: すべてはここから始まる

これまでのエンジンの進化はレースを中心に名だたるメーカーがそのプライドをかけて競い合い開発を続け経過した時間と共にありました。
実際の市販車のレベルにおいてドライバーが感じられるのは本当にその蓄積から生み出された技術が少々と、作り手の情熱と代々引き継がれた感性が山盛りか否かという事でしょう。
後世に残るクルマたちを選ぶ時に我々が大切にしている基準にはこうした拘りを加味しています。
未来に残すクルマたちと未来を担うクルマたち、今クルマ好きの人が楽しめるのはこの変革なのかもしれません。

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